着物と浴衣って、どこがどう違うか知っていますか?
もちろん、この記事を読んでいるあなたは当然しっていますよね。
女性の方は大体知っていると思いますが、男性はほとんどの方が説明できないのではないでしょうか。
わたしも実は知ったのは大人になってからでした。
男の人は浴衣(ゆかた)で思うことは「浴衣は温泉地などに行って風呂上りに着るやつ」そんな認識じゃないですかね。
「着物は成人式に着るやつ」とか。
この記事を読んでくださっているみなさんの方が詳しいと思いますが簡単に違いの説明をしたいと思います。
浴衣(ゆかた)
夏に着る薄手の着物。
私がイメージするに、風呂上りに団扇(うちわ)を扇ぎながら夕涼みをして眠くなったら浴衣のまま寝てしまう、そんな今で言う寝巻だったのだと思います。
じっさい昔(昭和40年)ぐらい前までは浴衣のまま寝る人が多かったそうです。
ですから私たちが温泉地の旅館やホテルに宿泊した時に浴衣を着るのは、そういった昔の風習の名残りで、忙しい毎日を忘れ、たまには風情(ふぜい)を感じながらゆったりと過ごしてほしいというサービスの一環なのかもしれませんね。
湯上りの体の水分を吸い取るための衣類とも言われています。
現在では、
「夏祭り」「盆踊り、納涼祭」「花火大会」などで浴衣を着て楽しむ女性がたくさんいます。
確かに浴衣は涼しそうな感じがします。
気軽に着れるってことから最近特に好まれているようです。
浴衣は着物と比べるとカジュアルな感じってところでしょうか。
常識として、浴衣を着るのは夏だけですので、冬に着て外を歩くと変な目で見られます(笑)
着物
暑い時期と涼しい時期で、裏地のあるタイプと裏地のないタイプを使い分けるみたいです。
スーツにも、夏用、冬用、オールシーズンなどがあるのと同じなのかもしれません。
着物を着て出かける所と言えば
「結婚式」「成人式」「初詣」「お墓参り」「パーティー」などなど
そう考えると、着物は浴衣と比べると正装(フォーマル)ってことがわかりますよね。
ですが、成人式などで着る振袖もあれば部屋で着るような着物もあります。
決定的な違い
浴衣は素肌に直接着て(下着はつける)、そのまま寝巻として使うことが出来るってこと。
着物は、下着の他に、長じゅばん(半じゅばん)を必ず着るんです。
浴衣は絶対長じゅばんを着ないのかと言うと例外もあるみたいです。(例外についてはここでは触れませんが)
着物を寝巻としては使いません。(聞いたこともありません)
着物は風呂上りに着たりしません。(見こともありません)
まとめてみますと
大きな意味でいいますと
浴衣も着物の一つです。
ようするに、着物も浴衣も見た目は同じで仲間だということです。
季節や場面で使い分けることが大事なんです。
わたしの認識が間違えている場合はコメント欄からご指摘くださるとうれしいです。
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