よく耳つきテーブルなんて言い方しますが、耳つきテーブルって何?って思われる人もいるかもしれないですね。
ですが、言葉を知らないだけで耳つきテーブルを目にしているはずです。
樹皮がついていた部分のことを耳といいます。
その樹皮がついていた部分を残して仕上げたテーブルと言うことです。
お蕎麦屋さんなどにいくと耳つきテーブルを見かけます。
そんな耳つきテーブルの塗り替えのご依頼です。
塗り替え前
※お客様のお名前が書いてあった部分は黒く塗りつぶしています。
お預かりしたテーブルはとても立派な耳つきテーブルです。
耳の部分が存在感があります。世界に一つだけの形のテーブルです。
しかし、長年の使用で塗装が傷んでいたり汚れがついてしまったりしています。
生地まで落とす
まずは古い塗装を剥ぎ、木肌が見える生地の部分まで落とします。
耳の部分がとても落としずらいですが、根気よく手で落としていきます。
曲線でごつごつしているので、機械は当てられず手作業になるので大変時間がかかります。
テーブルの裏お同じように落としていきます。
塗装の技術はもちろん必要ですが、いかに綺麗に生地を出せるかで仕上がりが決まります。
塗り替え後
鮮やかに生まれ変わりました。
色が生きてるって感じがしますね。
こんな立派なテーブルを使う時は気が引き締まりそうですね。
何だかずっと眺めていたも飽きがきません。
脚をつける
テーブルの脚も独特の形で作られています。
はやり大量生産の家具とは一味違いますね。
こんな素敵なテーブルを家族や友人と囲めたら最高ですよね。
お客様にも大変喜んで頂けました。
少しでもお役に立てたなら幸いです。
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