お預かり時のお写真
リメイク内容
幅106cm、奥行41cm、高さ96cm。
そのサイズを幅80cm、奥行41cm、高さはそのままで左詰めでサイズを小さくする。
一番上の引き出しだけ前開きにする。
色はダークウォルナット。
金具は現在のものをそのまま使用。
背面も塗装する。
前開きの中は塗らなくても良い。
リメイク完成写真
前開きの内側は、表の取っ手を取り付ける金具が剥き出しになってしまうので、和紙シールを貼りました。
前開きを開ける時は、写真のように取っ手を持って、親指で押さえながら引っ張ることで開きます。
箪笥の幅は、ご希望の約80cmに詰めました。
横幅はこれだけ小さくなりました。
箪笥の奥行は、ご希望の約30cmに詰めました。
奥行はこれだけ狭くなりました。
小さな扉を閉める時、または開ける時は、少し抵抗がありますが、それにより扉が勝手に開かないようになってます。
抵抗といっても少しですので特に気になることはないと思います。
作業風景
まず箪笥に付いている金具を外していきます。
金具が外れました。
真ん中の金具を外すとこのようになっています。
引き出しの取っ手部分なども外していきます。
箪笥の金具をすべて取りはずしました。
箪笥の奥行を詰めるので背板を外します。
背板を取り外した所です。
一番上の引き出しは前開きにするため、前板だけ取り外します。
前板だけ取り外した所です。
箪笥の幅と奥行きを詰めるので、その他の引き出しも分解していきます。
分解した桐箪笥を洗っていきます。
洗うことによって汚れが落ちて、細かい傷などが水分を含んで膨らんで傷が消えたりします。
洗った後はよく乾かします。
箪笥の側板部分や、数か所割れがありましたので修理していきます。
割れてしまった部分それぞれを直してます。
箪笥の幅を指定サイズになるようカットします。
箪笥の奥行を指定サイズにするためにカットしていきます。
箪笥の幅、奥行きを指定サイズにカットして仮組みしているところです。
組みやすいように箪笥が横を向いています。
奥行を詰めたので、金具の取り付け位置が変わりました。
金具の取り付け位置が変わるので、内側の掘り込みを埋めていきます。
金具跡を埋木にて修理しました。
ボンドが乾いたら平になるように削ります。
分解して幅、奥行きを詰めた本体を組み立てています。
幅を詰めたので側板と合うように組手の加工をしました。
ピッタリと組手が収まりました。
下穴をあけ木釘で止めている所です。
中心の金具の位置に合わせて、引き出しの両端をカットします。
カットして微調整しながら合わせています。
前開きになる1番上の引き出しも幅を詰めた本体に合わせてカットしました。
幅を詰めた本体に合わせて台輪も詰めます。
カットした所です。
カットして部分のR部分を移植します。
これを取り付けることで右と左が同じ形状になります。
ボンドでただ付けるだけだと弱いので溝を掘って繋ぎの木材を埋めて取り付けます。
先ほどの修理はこの部分です。
引き出しを詰めたので、金具の位置がズレますので、元の金具跡を埋木にて修理します。
埋木が終わった所です。
ボンドが乾いたら出っ張った埋木を削ります。
サイズを小さくした引き出しを組み立てていきます。
修理と削りが終わりました。
金具などを仮付けしている所です。
前開きにするためのステーは、こんな感じです。
金具の取付位置に穴をあけているところです。
金具の取付位置に穴をあけ終わりました。
背板を取り付けていきます。
元々の背板は割れや捻じれ曲りなどがありましたので、背板だけ新しく取り替えることにしました。
元の背板は杉板でしたが、桐で背板を作りました。
背板の余分な所をカンナで削っているところです。
幅と奥行きを詰めた際に出た端材です。
この材料分箪笥が小さくなったってことになります。
塗装をするための養生が終わりました。
塗らない部分を保護します。
面積の大きい背板から塗っていきます。
箪笥の横を塗っています。
引き出しを塗っているところです。
乾いたら2度目を塗ります。
塗装が終わったので金具を取り付けていきます。
いくつもの金具が組み合わさっている部分は、元の写真を撮っておいて、それを見ながら取り付けます。
引き出しの装飾金具を取り付けている所です。
一番上の引き出しの前開きになる部分の金具(ステー)を取り付けている所です。
引き出しの出し入れで当たる部分にはイボタ蝋を塗って滑りをよくします。
引き出しの底部分や横部分もイボタ蝋を塗ります。
桐箪笥のリメイクが完成しました。
お客様のご希望通り一番上の引き出しだけ前開きにしました。
お仕事のご依頼や、ご相談などは下記リンクからお気軽にどうぞ
桐箪笥の修理やリメイク・古い家具の修理やリメイク、塗り直し