千葉県にお住まいの方からの桐たんす再生のご依頼
ご依頼内容は、桐たんすの修理・再生なのですが、古くなった桐箪笥の中の黒ずみをご自身で何とかしようと鉋らしきもので削った後がありました。
うまくいかなかったから何とかなりますか?といったご相談でした。
見た目はしっかりとした洋服箪笥です。
扉の中の黒ずみが気になって鉋で削ったような後があります。
桐箪笥は一般の人には難しいんですよね。
一般の人が鉋を使おうとしても「ガッガッ」と引っかかってしまいます。
扉の裏もこんな感じに。
上の写真は引き出しの鍵穴の裏が破損してしまっています。
破損した箇所に新しい材を埋め込み直します。
桐たんす再生後
削り直し、トノコ色をお付けして、新しい金具に付け替えた写真になります。
綺麗に再生できました。
これでまた長く使用することが出来ます。
このように新品同様に再生することが出来ます。
扉の内側の鉋の削り後も綺麗になってるのがわかると思います。
本体の内側も黒ずんでいましたが、上の写真のように綺麗になりました。
桐たんすの本体横につける金具で「棒通し」と呼ばれる金具です。
横金具も新品をお付けしました。
新品の引き出しの取っ手金具で取って下の金具は「唐草」模様になっています。
扉の取っ手と飾り金具になります。
とても綺麗に再生でき、お客様にも喜んで頂けたのが何よりです。
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