修理状況

お預かり時の写真 アルコール除菌 カビ予防 引き出しの削り 下駄箱の底板 裏板の貼りつけ ウレタン吹きの準備(養生) 下地作り プライマー、下塗り ウレタン吹き(仕上げ) 引き出しの取って、扉のハンドルの金の金具の吹き付け 蝋引き 金具、取っての取り付け 和箪笥、完成写真 下駄箱、完成写真 配送業様を利用して納品する前の梱包  

お預かり時の写真

和箪笥 間口1200mm×奥行460mm×高さ1780mmの塗り直しのご依頼

  • 箪笥側面のカビ
  • 扉の裏の白く粉が吹いてる
  • 箪笥の裏のカビ
  • 引き出しが堅くてスムースではない
  • 引き出しの取っての金の金具が剥げている

これらを直す修理になります。 IMG_5147IMG_5148 下駄箱 間口880mm×奥行410mm×高さ1020mmの塗り直しのご依頼

  • 下駄箱を開けた時の底のカビ
  • 下駄箱の裏のカビ
  • 下駄箱表面の上塗りの痛み

これらを直す修理になります。 IMG_5149IMG_5150 IMG_5151 付着していたカビ IMG_4740 下駄箱を開けた時の底の部分のカビが結構なものでした。 IMG_4749 下駄箱の裏のカビです。 IMG_4744 表面を削りカビを取り除きました。

アルコール除菌

IMG_4752 根っこのカビを除菌していきます。 IMG_4754 箪笥の裏 IMG_4757IMG_4770 IMG_4769IMG_4767 引き出し本体の中も除菌していきます。 IMG_4780IMG_4791 下駄箱の中や引き出しの中も除菌しました。 IMG_4793IMG_4802 下駄箱の棚など、ありとあらゆる所を除菌しました。

カビ予防

IMG_4798 カビ予防剤になります。 IMG_4800 カビはこういった隅のほうから発生しやすいので、予防剤を染み込ませていきます。 IMG_4801 カビ予防剤は全体に塗ると、板を痛めてしまうので隅を念入りに塗りました。 IMG_4803 よく乾燥させます。

引き出しの削り

IMG_4795 少し出しづらいと言っていた引き出しを削っていきます。 IMG_4797 引き出しの側面も削ります。

下駄箱の底板

IMG_4739 最初の状態 IMG_4805 除菌後の状態 カビは取り除けましたが、染みのようなものは取れないので、上に新しい材を張りました。 IMG_4810 新しい材を底板の上に貼った写真です。 IMG_4819 貼ったままだと汚れを木が吸ってしまうので、水拭きできるように貼った板にウレタンを吹いています。

裏板の貼りつけ

IMG_4820 よく除菌をしたうえで突板を貼りつけました。(上の写真) IMG_4824 すべての裏板を貼った写真です。

ウレタン吹きの準備(養生)

IMG_4825 ウレタンを吹きたくない箇所を養生したところです。 IMG_4826 引き出しや扉の中にもウレタンがかからないように養生します。 IMG_4827 引き出しの中や底、側面にもウレタンがかからないように養生。 IMG_4828 下駄箱のスライド戸の裏も養生。

下地作り

IMG_4832 400番~600番のぺーバーで表面を削り、細かい傷や汚れ、凹凸をならしていきます。 あくまで、表面の透明な塗膜を削る感じで、着色を落とさないように気を付けます。 また、表面を細かいペーパーで荒らすことにより、これから吹く塗膜の食いつきがよくなります。 IMG_4831 本体も上の写真のように、ペーパーでならします。 IMG_4833 ペーパーでならした後は白い粉が出るので、濡らしたウエスで粉を取り除きます。

プライマー、下塗り

IMG_4844 下地の着色は落とさず、今までの塗膜が残った状態でのウレタンでしたので、プライマーを吹くことでウレタンの食いつきをよくします。 IMG_4845 プライマーを吹いた写真です。 IMG_4846 仕上げ面にはすべてプライマーの吹き付け。 IMG_4847 プライマーを吹き付けたら4時間ほど乾燥させます。

ウレタン吹き(仕上げ)

IMG_4848 主剤、硬化剤の2液を混合させて作ります。 IMG_4850 ウレタンを吹いた後の写真になります。 IMG_4852 IMG_4853 IMG_4854 IMG_4855

IMG_4836 IMG_4853
修理前の写真 塗り直し後の写真

ウレタンの食いつきぐあいと塗料の定着をしばらく見たいので、この状態でしばらく様子を見ます。

引き出しの取って、扉のハンドルの金の金具の吹き付け

IMG_4860IMG_4863 IMG_4864IMG_4958

蝋引き

引き出しの出し入れ、滑りをよくするためにイボタ蝋を塗ります。 IMG_4948IMG_4949 IMG_4950 引き出しが接地する部分に塗っていきます。

金具、取っての取り付け

IMG_4859 外した金具を取り付けています。 IMG_4944

和箪笥、完成写真

IMG_4952IMG_4953 IMG_4955IMG_4956IMG_4957 扉の裏が白く粉を噴いていたのが、なくなっているのがわかると思います。 IMG_4961 箪笥右側側面 IMG_4963 箪笥左側側面 IMG_4962 箪笥の背中  

下駄箱、完成写真

IMG_4964IMG_4965IMG_4966IMG_4967 IMG_4972 下駄箱の背中 IMG_4973 下駄箱の中 IMG_4974 パイプもアルコール消毒してあります。

配送業様を利用して納品する前の梱包

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梱包は、巻き段ボール→プチプチ→板段ボール、になってます。 プチプチを最初にやると、厚い日が続く時などに箪笥が汗をかくことがあるので(実際はどうかはわかりませんが、私は念の為)巻き段ボールを最初にします。 配送業者様も最新の注意を払って運んでくれるとは思いますが、「投げ入れ厳禁、カッターは注意、水厳禁」の張り紙をしておきます。   納品も無事に終わり、喜んで頂けたようでなによりです。 この度は、清水桐工房へご依頼、誠にありがとうございました。   家具の修理のご相談は下記リンクからお願いします。 修理などのご相談 桐箪笥の修理やリメイク、古い家具の塗り直し 修理記事一覧