立米(りゅうべい)は、一般の人には馴染めは少ないかもしれませんが、ある業界では良く使われる単位です。
建築業界、木材業界、産廃業界、などではよく耳にします。
その他にも、LPガスや、砂利、なども立米を使う見たいです。
1立米ってどのくらい?
立米について説明したいと思います。
1立米
上の画像は1m×1m×1mの1立法メートルです。
これが1立米
なんだか難しそうな単位に感じると思いますが、なんてことのない1立米=1㎥ です。
つまり1メートルの立方体の体積ということになります。
立方メートルの略が立米
材木などは一つ一つに値段を付けるわけではなく1立米単位で売り買いされます。
廃棄物なども業者は1立米の袋などを持っていて、これが何袋になるかでごみ処理の値段が決まったりします。
これを立米単価と言います。
メートルを漢字に直すと「米」となります。
これを覚えておくとわかりやすいと思います。
立←立方
米←メートル
立米=立方メートル
1平米(へーべー)
上の画像は、1m×1mの1平方メートルです。
これが1平米
これは広さを表す時に使います。1平米=1㎡ です。
広さを表す単位としては、「坪」「畳」などがあります。
「何坪?」とか「何畳?」よりは1メートル四方の面積と覚えておけばいいのでイメージはしやすいかもしれませんね。
平方メートルの略が平米
メートルを漢字に直すと「米」となります。
平←平方
米←メートル
平米=立方メートル
まとめ
建築業界では古い単位の用語が残っています。
国際基準のメートル法ですが、建築業界には根強く「尺貫法」が残っています。
色々な言い方があるので困惑することもあるかと思います。
1尺って何センチ?とか
1坪は何平米?とか
10畳って何平米?とか
1坪って何畳?とか
あくまで業界内でわかり合えれば、特に問題はないですし、業界全体で慣れている単位を使えなくしてしまうのは難しいのだと思います。
一般の人に説明する場合は、わかりやすい単位で説明してくれると思います。
立米と平米くらいは知ってしまえばなんてことのない単位なので覚えておいて損はないかもしれません。
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