こんにちは、家具の修理をしている清水桐工房の櫻井です。
今日は、「トリマー」と「ルーター」に取り付けるビットについて。
トリマーやルーターを持ってる人、これから使おうと思ってる人もいるかと思い記事にしておこうと思います。
まず、トリマーとルーターの違いはパワーです。
ルーターはトリマーの3倍近いパワーがあるので深堀りや堅い材の加工に適しています。
ただ、間違いがちなのが、トリマーにルーター用のビットを購入して取り付けようとしてしまうこと。
ネットやホームセンターなどで見ると、ビット先端の「どんな加工が出来るのか?」に目がいってしまいがち。
様々な形に加工できるトリマービット。
特にネットは写真と文章の説明だけなので、「ふーん、こんな加工が出来るのか。よし買おう」となりますが、実はルーターも同じ加工が出来るビットもあるのですが、ルータービットはトリマーには取り付けることはできません。
トリマー
トリマー
トリマービット
日本製のトリマービットのシャンクの径は6mmです。
ルーター
ルーター
日本製のルーターは、シャンク径「6mm」、「8mm」、「12mm」のビットを取り付けることが出来ます。
確か、細い径のやつはアダプタみたいなのを取り付けてシャンクの径を水増しして取り付ける仕組みだったような。
ルータービット
ルータービットのシャンク径12mm
自分のトリマーやルーター本体が日本製なのか?欧米製なのか?
日本製のトリマーは「6mm」
日本製のルーターは「6mm」、「8mm」、「12mm」
なので、自身の持っているトリマーやルーターは、「mm規格」このどれかに当てはまります。
しかし、注意が必要なのは欧米製のトリマーやルーターを使っている場合
1インチ=25.4mm
1/4インチ 25.4÷4=6.35mm
1/2インチ 25.4÷2=12.7mm
「インチ規格」となります。
間違って購入してしまった場合
日本製のトリマーを使っているのに1/4インチのビットを買ってしまった。
しかも色々な形状のビットのセットを買ってしまった場合、取り付けられなかった場合ショックですよね。
そんな場合
適応するインチのコレットチャックを購入して取り付ければ使えます。
ただ、欧米製のトリマー、ルーターを持っていて間違えて「mm規格」のビットを買ってしまった場合。
私が、海外製のトリマーやルーターを持ってないので、わからないというのが本音です。
mm規格だから日本のメーカーに問い合わせれば買えるのかもしれません。
詳しい人いたら逆に教えてください。
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