桐たんすの修理・再生を神奈川県鎌倉市の方からご依頼がありました。
仕上げは「トノコ仕上げ」で。
金具は「都に春」(ネズ)で。
修理よく直すとのご依頼でした。
↓引き取った時の写真です。
全体的にはしっかりとしたタンスでした。
扉を開けたお盆の桟が取れてしまっていて上の写真のような状態でした。
扉の裏にはカビが出始めていました。
修復・再生後の写真
金具は、お値段は少し高いですが、「都の春」という金具をお付けしました。
都に咲き乱れる桜をイメージしたものと思われます。
華やかな桐たんすとなりました。
高級感も出ますが、桜の花がとても可愛いので、嫌みを感じない金具です。
取れてしまっていたお盆の桟もお作りしたので、お盆も正常な出し入れができるようになりました。
扉の裏のカビも、削ったおかげで綺麗になくなりました。
これで、気持ちよくお使い頂けると思います。
金具はシンプルなものを好む人も多いですが、今回の「都の春」も人気の金具になります。
金具でタンスの印象も結構変わってきますので、金具を選ぶのも楽しみの1つだと思います。
あれほど黒ずんでしまった桐たんすもこのように生まれ変わります。
このような修理・削りなおし・再生のご依頼をお待ちしております。