棒通しとは
桐たんすの側についている金具の通称です。
そして金具のデザインで金具の名称が個々にあります。
この金具の役割は、いくつかありますが、
- 箪笥の固定
- タンスを分けた時に持ち運びがしやすいように
- 見栄え
まず箪笥の固定ですが
桐たんすの多くは、3段に重なっていたり、2段に重なって1つの箪笥になっています。
このツメが上部の金具にささることで連結されています。
持ち運びしやすいように
写真のように金具の中にツメと呼ばれる金具が入っています。
持ち運ぶ時などは、この左右のツメを引っ張り出した状態で棒を通して持ち運ぶことが出来ます。
昔は、引越しの際の持ち運びに重宝したのでしょう。
見栄え
棒通しには色々なデザインがあります。
そのデザインごとに名前があります。
この棒通しの金具は柄もなくオーソドックスな金具で無地と呼んでいます。
箪笥の固定、持ち運びの利便性、見た目のデザインがこの棒通しの役割です。
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