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木材の性質

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木材には避けては通れない性質があります。

ここで言う木材は天然の木をそのまま割った無垢の木材とします。

それは、水分率による収縮です。

簡単に言うと雨が連日降り続くような日には、木は水分を含んで伸びます。

逆に晴れの日が続くと乾燥して、木が縮みます。

そこを深堀する前に、同じ丸太から取った木材でも木取りの仕方で呼び方が変わります。

柾目と板目

木の断面図

汚い絵ですが、木をチェーンソーで横から切断したと仮定してくださいね。

丸太からカットされたどの部分に当たるのかで板材のランクなどが変わってきます。

木表と木裏

木表、木裏

上の画像は丸太を四角く製材したイメージ。

材の外側、つまり樹皮に近い方を木表。

丸太の芯に近い方が木裏。

四角い材を板にカットした断面を見れば木表か木裏がわかります。

柾目と板目

①が板目、②が柾目と呼ばれます。

一本の丸太から取れる量が少ないので必然的に希少価値があります。

柾目の範囲

画像の赤四角の辺りで柾目として取れる範囲は限られています。

木表と木裏

 

木表、木裏

柾目はカットされば部位により木表と木裏がきまり、芯材から遠くが木表になります。

木材は木表の方向に反りやすいという性質があります。

 

木の反り

木は木表の方向に反りやすい。

木の中心、丸太の真ん中ほど水分を含んでいるので乾燥する過程で反りやすいです。

木は収縮するものですが、柾目は反りにくく板目は反りやすいという性質があります。

家具を作る時に好まれるのは柾目ですが、希少性で価格高いのもあり、見えない骨格には板目の材を使うなど、適材適所の使い方が必要になります。

これらの性質をしった上、板の節のあり、なしなど、どっちが美しいかで、あえて木表、木裏を選ぶこともあります。

ですが、知っていてたまにあえてそうするのと、知らずにやっているのでは結果は大きく違ってきます。

また、必ずしも木表の方に反る訳ではないですし、木裏の方に反る時もあります。

ただ、一般的には木表の方に反ると覚えておけばいいと思います。

木材の向きによる強度

もちろん、木の種類により硬さなどの強度は変わってくるのですが、同じ木材でも使う向きによって強さが変わってきます。

木目が横

 

上記画像のような柾目の板があり木目が横に通っている場合

木目が縦

 

上記画像のような柾目の板があり木目が縦に通っている場合

この二つの板材を本棚の天板に使うとしたらどちらが強度が高いと言えるでしょうか?

答えは、①の木目が横。

板を長手方向に使う場合は長手方向に木目が通っていなければいけません。

画像は木目が細かいことから柾目になりますが、板目より柾目の方が細かく木目が通っています。

木材は木目の繊維方向に弱いんです。

柾目は反りや曲がりなどの変形はしにくいのですが、繊維方向の力には弱いんです。

逆に板目は、反りや曲がりなどの変形しやすいのですが、木目の繊維が少ないので柾目より強度があります。

実験

木目による強度実験

同じ幅と奥行きの板を用意しました。

上の板は縦に木目が、下の板は横に木目が通っています。

玄翁(げんのう)で叩いているのが横に木目。

指一本で押して割れたのが縦に木目。

まさに指先一つダウンです。

いかがでしょうか?

いかに木材の木目の向きが重要かわかって頂けたと思います。

動画内では桐材を使用しましたが、どの木材でも同じことがおこります。 

 順目(ならいめ)と逆目(さかめ)

木材に鉋を掛ける時、順目と逆目の向きを間違えると苦労します。

逆目で削っていると綺麗にしているはずが、ささくれやバサバサと小さな穴があいたりします。

そうならない為に無垢の木材を削る時には、「順目」と「逆目」の見分けがつけられないと仕事が進みません。

順目と逆目

 

木目の繊維に逆行する方向を逆目と言います。

元口(もとぐち)、末口(すえぐち)

元口、末口

画像の赤ラインで伐採されたとして、下が「元口」、木の上の方が「末口」と呼びます。

木が元々立っていた状態が一番強いとされているので、柱などに使われる時は末口が上になるように建てられているようです。

 

反りや、ねじれなどが少ない桐の木材

昔から、抽斗(ひきだし)を作るなら桐と言われています。

それはなぜかと言いますと、狂いが少ないからです。

抽斗は、机や箪笥など本体があり、そこに収まる形になります。

なので、木の収縮が大きいと木が反ったり曲がったりしてしまうと「あれ?抽斗が出ないんだけど?」てなことになります。

私の経験からも、他の木材は変形するものが多い中、桐材料だけは目立った反りや曲がり、ねじれなどをあまり目にしたことはありません。

私は沢山の桐箪笥の修理を手掛けてきましたが、さすがに40年前や60年前などの箪笥では狂いが出てしまっているものもありましたが、逆に40年前の物でもしっかり箱の形を保っているものも沢山ありました。

ただでさえ狂いのない桐を組手などの仕口を使って作られた桐箪笥の凄さを感じました。

 

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